Xbox 360 HD DVDプレイヤーはWindowsXPで使用可能!?

先日11月22日に発売となった、Xbox360 HD DVDプレイヤーが、なんとWindowsXPで使用可能だという。
AV Watch:HD DVDの切り札「Xbox 360 HD DVDプレーヤー」を試す
AV Watch:Xbox 360 HD DVDプレーヤーはPCで利用可能か?
マイクロソフトは公式には「ドライバを提供していないので、利用できない」とコメントしている。
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しかし、WinHECで示されたWindows VistaにおけるMicrosoftのHD DVDサポート要件を見てみると、HD DVDの再生においてOSの機能に加えて必要とされるのは、HD DVDの著作権保護規格である「AACS」のサポートは当然として、ファイルシステムとしてUDF 2.5、ビデオコーデックなどのようだ。このあたりは大抵サードパーティ製のHD DVDプレーヤーソフトに入っているものだ。
つまり、HD DVD対応のプレーヤーソフトを用意すれば、「HD DVDの再生も可能かもしれない」という期待がかかる。もし、再生できて、最近の高スペックPCを所有していれば、約2万円+再生ソフト(8,000円~1万円程度)で手軽にHD DVDの再生環境が手にはいることになる。
まずは、PCでのHD DVD再生に必要な環境を確認してみよう。HD DVDをパソコンで高画質に再生/デジタル出力するためには、以下の要素が必要となる。
- HD DVDビデオに対応したHD DVDドライブ
- 高性能なCPUやビデオカードの再生支援機能など、HD映像をデコード可能なPCの性能
- HDCP準拠したDVI/HDMIビデオカード(デジタル出力の場合)
- HD DVD再生ソフト
- HCDP対応DVIもしくはHDMIを備えたディスプレイ(デジタル出力の場合)
とりあえず、通常のCD/DVD-ROMドライブとしては認識するようだ。Windowsのエクスプローラからは、「TOSHIBA DVD/HD X807616 USB Device」と認識される。Windows XP SP2であれば、この型番でOSから認識されるようだ。
結論を言えば、Core 2 DuoやAthlon 64 X2などのデュアルコアのCPUを搭載したパソコンと、COPPやHDCPに対応したビデオカード、WinDVD 8などのHD DVD対応プレーヤーソフトさえ用意すれば、「Xbox 360 HD DVDプレーヤー」で、HD DVDを楽しむことができる。
おそらくサポートなどの関係からMicrosoftからは公式に対応を謳わないのだろうが、OSからドライブさえ認識できれば、各プレーヤーソフトの機能を生かして、再生できるということだろう。
もちろん、メーカーのサポート外の使い方なので、ヘビーな自作パソコンユーザーや、AV環境の中心をパソコンにしたいという人が、自己責任で導入するしかなく、メーカーのサポートを期待してはいけない。
何はともあれ、Xbox 360のみに用途を限定せずに利用できるため、HD DVDの普及拡大にも大きく寄与しそうな製品だ。インストールベースを増やしてBlu-rayに対抗するという意味でも期待できる。なによりPLAYSTATION 3と2つのプラットフォームをそろえても10万円程度で収まるので、フォーマットの立ち上げ期の安価なソリューションとして重宝しそうだ。HD DVD/Blu-rayのフォーマット争いの行方が不透明なだけに、積極的にHDコンテンツを楽しみたい人が、安価に楽しめる環境が増えることを歓迎したい。
さらに期待をかける報告がある。
ITmedia:次世代DVD戦争、ネットの評判はHD DVDに軍配
確かにビデオコンテンツを楽しむ分には、Blu-rayの大容量は全くと言っていいほど必要ない。それより、ユーザーはHD DVDの双方向性のメリットを享受できると考えているようだ。
もしかしたら、前にも言及したが、データの記録はBlu-ray、ビデオコンテンツはHD DVDといった棲み分けもあり得る。もしそうなれば、フォーマット戦争はHD DVDの圧勝だろう。


